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| ■ 会期:2007年12月25日(火)〜2008年1月6(日) ■ 時間:11:00〜20:00(最終日は17:00まで) ■ 会場:ギャラリーG (広島市中区上八丁掘4-1公開空地内) ■ 入場:無料 ★オープニングパーティー 12月25日(火)17:00〜 |
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| 【内容】 広島出身でニューヨークでも活躍している彫刻家、ゼロ・ヒガシダ氏の広島初個展。ステンレス スティールを駆使した新作と、1993年代頃からの作品も合わせて発表。従来の金属に比べ、ステンレスは腐食しにくく、半永久的に保存が可能で、かなりの色を表現出来るので、彼にとってステンレスは明暗の幅を無限に広げてくれる魅力のある素材である。そんな素材を使った具象とも抽象とも言えぬ作品は、鑑賞者の心の奥底に潜む映像を映し出すであろう。そこには必ず出会いが生まれる。そのとき、彫刻に込めた生命感も感じ取って頂ければと言う。 >>>ゼロ・ヒガシダ/ウェブサイト |
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| 『本当のリアリティー』 広島県立美術館学芸員 松田 弘 現代に生きる私たちにとってのリアリティーとは一体何だろう。リアリティーは現実とか、現実感とか訳してもいいが、私は「切実さ」と言い換えてみたい。 現代社会の目まぐるしい流動性の中で、私たちはついつい目の前に生起するもの、目の前を通過するものだけに目を奪われがちだ。美術の世界もその例外ではなく、アニメーションやテレビ映像などから生まれるキャラクターたちの表象イメージに巧みに連動した美術作品が、コマーシャリズムの波に乗って私たちの身の回りに溢れている。 私たちはそれに流されてはいないだろうか。私たちは現実を見ているのであろうか。私たちはそれらに本当のリアリティー(切実さ)を感じているのであろうか。 ゼロ・ヒガシダ氏の作品を見ていると、現代人の日常にも、現代の美術にも欠けてしまった本当のリアリティーを感じる。「本当の」とは、表層ではなく、より人間の魂の深奥部に届き、そこで響きあう切実さを持っている、という意味である。 作品の本質的なものと直接に接してみて、そこにあるものが確かに人間が本来持っていた何かを喚起するものであれば、それは必ずしも具体的な概念を伴っていなくてもかまわない。そのなんとも言葉で言い表すことができない未分化の感情こそ、私の言うところの本当のリアリティーであり、現代の私たちが失ってしまった、そして再度獲得すべき最も重要なものの一つなのではないだろうか。ゼロ・ヒガシダ氏の作品はそのことを私たちに思い起こさせてくれるのである。 |
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| ■ゼロ・ヒガシダ■ Zero Higashida 1958年 広島生まれ 1984年 日本大学芸術学部卒業 1986年 東京芸術大学大学院修士課程卒業後、ニューヨークに渡る 1988年 ニューヨーク、スタディオスクール入学 1992年 広島国際文化財団海外奨学金取得 |
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